妊娠発覚から中絶まで

想定外の妊娠から、中絶手術までの手記。同じことは繰り返さないと強く決めた。避妊を軽く考えている人達にも読んで欲しい。

つわりについて

5週からもうつわりの症状は出ていた。
胃から食道付近のもやもや、
吐きそうで吐かない、
揚げ物とにんにくが食べられない、
市販のそばつゆがくさい、

それでもなんとか仕事も家事もしていた。
恋人との記念日もあったが、気も紛れ1日楽しく過ごせた。
(お腹の子の相手だからなのか、恋人といるときは割りと体調が良かった)

5週後半になると、実際に吐くようになっていた。
食べたばかりのうどんを吐いたり、
朝何も食べなくても歯磨きをしてると胃酸を吐いたり、
会社でも吐いたり。この日は早退もした。
だんだん日々の生活に自信が無くなってきた頃でした。

ただこの時仕事の繁忙期に入ってしまい、通常の休みのスパンが長くなってしまっていた。
朝吐きながら何度仕事に行きたくないと思ったことか。
恋人もまた忙しく、合わないまま7週を迎えた。

この頃は一時的に体調が良く、辛いもの、酸っぱいものだけは食べることができた。
揚げ物を避ける。にんにくを避ける。それだけで毎日楽だった。
中絶の同意書にサインを貰うついでに外食に連れていってもらったが、自分でもびっくりするくらい食べることができた。

8週には歩いて外出もした。ランチセットを食べきったり、カフェでお菓子をたべたり、ファストフードを食べたり、流産…?と疑うくらい元気だった。

しかしこの後から頭痛に悩まされることになった。
中絶するとはいえ生きてる我が子、薬を飲むことを躊躇った。おまけに吐きつわりも復活し、ご飯を抜く日もあった。これは中絶当日朝も続いた。